体制

・総会 : 当会会員をもって構成する、本会の最高議決機関です。

・幹部会 : 幹部(会長・副会長・各局長)をもって構成する、本会の総会に次ぐ議決機関です。

・支部長会 : 幹部会での議決事項を審議し、支部長会の議決をもって幹部会に再審を請求できます。

 

※支部長会は各大学支部 支部長をもって構成されています。

 支部は獣医学課程・獣医学科をもつ17大学全てに設置されています。

 

 

•北ブロック : 酪農学園大学/北海道大学/帯広畜産大学/北里大学(2年以上)/岩手大学

 

•東ブロック : 東京大学/東京農工大学/日本大学/麻布大学/

       日本獣医生命科学大学/北里大学(1年)

 

•西ブロック : 岐阜大学/大阪府立大学/鳥取大学/岡山理科大学

 

•南ブロック : 山口大学/宮崎大学/鹿児島大学


JAVS支部会員と運営者とは?

・JAVSに所属している人たちを「支部会員」と呼びます。
 支部会員はJAVSが主催するイベントや講演会の情報をメーリス等で入手することができ、

 会員料金でイベントに参加することができます。

 また、イベント等を開くための委員会に所属して色んな企画を企画することができます。

 

・JAVSの組織運営は、各大学の支部に所属している役員、局員、総務担当など「運営者」と

 呼ばれる人たちによって行われています。

 上図のように運営者は支部会員に含まれています。

 


16th会長挨拶

鈴木 皓之(麻布大学 4年)

 

 

この度、会員の皆さまのご承認を得て、日本獣医学生協会(以下、JAVS)の会長を務めてさせていただくことになりました麻布大学4年の鈴木皓之と申します。

 

 

 

 

我々の団体は、前身となった全国獣医学生交流会の「獣医学生同士のつながり作りと、獣医学生のための情報、意見交換の場の提供」という理念を受け継ぎ発足し、今期で16期目を迎えることとなりました。

 

 

現在、我が国を含む世界は、新型コロナウイルス感染症のパンデミックという難局に直面しており、日夜、多くの医療関係者、獣医療関係者の方々が感染拡大を防ぐために奮闘されております。このような状況におきまして、JAVSとしては活動を一部自粛せざるを得ません。しかしながら我々は獣医学生である以上、このような事態がただ過ぎ去るのを待つのではなく、ここから多くのことを学び、将来の獣医界のあり方について考える必要があると思います。

 

 

JAVSの設立理念の一つに

「日本のひいては、世界の獣医学の発展に寄与できる人材へと自らを成長させ、さらに進んでは世界の平和とヒトを含む全ての動物の幸福へ貢献していくこと」

とあります。

 

現在の世界の状況を踏まえた上で、ヒトを含む全ての動物の幸福への貢献には、個人の力だけでなく、獣医師同士、獣医師と医師などの協力が必ず求められます。私、会長をはじめとする幹部は、JAVS会員の皆さまにその協力の足掛かりとなるような意見交換の場を提供し、互いに切磋琢磨しあうことのできる機会を創出していけるよう、尽力させて頂く所存です。

 

 

最後になりましたが、我々の目指すところである獣医師の役割について述べられている「獣医師の誓い—95年宣言」の全文を、ここに紹介させていただきます。

 

「獣医師の誓い—95年宣言」

人類は、地球の環境を保全し、他の生物と調和を図る責任をもっている。

特に獣医師は、動物の健康に責任を有するとともに、人の健康についても密接に関わる役割を担っており、人と動物が共存できる環境を築く立場にある。

獣医師は、また、人々がうるおいのある豊かな生活を楽しむことができるよう、広範多岐にわたる専門領域において、社会の要請に積極的に応えていく必要がある。

獣医師は、このような重大な社会的使命を果たすことを誇りとし、自らの生活をも心豊かにすることができるよう、高い見識と厳正な態度で職務を遂行しなければならない。

 

以上の理念のもとに、私たち獣医師は、次のことを誓う。

 

1. 動物の生命を尊重し、その健康と福祉に指導的な役割を果たすとともに、人の健康と福祉の増進に努める。

2.人と動物の絆(ヒューマン・アニマル・ポンド)を確立するとともに、平和な社会の発展と環境の保全に努める。

3.良識ある社会人としての人格と教養を一層高めて、専門職としてふさわしい言動を心がける。

4.獣医学の最新の知識と技術の研鑽、普及に励み、関連科学との交流を推進する。

5.相互の連帯と協調を密にし、国際交流を推進して世界の獣医師界の発展に努める。

 

上記の宣言を胸に刻み、学生である今を、獣医師である未来のために我々、JAVSは日々活動していく決意です。

 

 

ここに改めてまして、ご支援・ご協力頂いております多くの団体、企業の皆様、先生方、そして私たちを支えてくださっている全ての方々に心より感謝申し上げます。そして今後とも皆様にご理解、ご協力をお願いし、私の就任の挨拶といたします。

 

 

日本獣医学生協会(JAVS)会長 鈴木皓之

 

「獣医師の誓い—95年宣言」http://nichiju.lin.gr.jp/about/pdf/chikai.pdf


16th幹部紹介

(2021年5月8日更新)

会長】                  鈴木 皓之(麻布大学 4年)

 

 

副会長】           森 日菜子(岐阜大学 4年)   

                               

         笹木 翔太(大阪府立大学 4年)

 

                                松本 帆夏(岩手大学 4年)

 

 

外務局長】           林 真優(麻布大学 4年)                                  

事務会計局長】    浜渕 杏示(岡山理科大学 4年)

 

IVSAJ局長】       廣田 和希(北里大学 4年)

 


憲章

日本獣医学生協会 憲章より前文を抜粋

前文

日本獣医学生協会は、全国獣医学生交流会を前身とし「獣医学生同士のつながり作りと、獣医学生のための情報、意見交換の場の提供」という理念を受け継ぐとともに、志高き獣医学生同士が集い切磋琢磨しあうことで、自ら獣医学生としての質の向上を図る、その機会を創出していくことを目的とする。そして日本の、ひいては世界の獣医学の発展に寄与できる人材へと自らを成長させ、さらに進んでは世界の平和とヒトを含むすべての動物の幸福へ貢献していくことが、日本獣医学生協会の設立理念である。
近年獣医師の職域は拡大の一途をたどり、それに伴い獣医師の担うべき社会的責務もより重大なものとなってきている。我々は、獣医師の職務を正確に理解し、またそこに存在する数々の問題の解決に向け、獣医学生間の交流を基盤に、社会で活躍される諸先輩方との交流も積極的に行い、同時に社会への発信も行う。
日本獣医学生協会は、これらの理念に基づき、この憲章を保持し、我々の目的を獣医学生の最大限の協働によって達成することを誓う。そしてこれらの理念のもとに集いあった我々は将来の獣医師として の誇りと責任を自覚し、今求められる理想の獣医師像に自らを近づけていく努力を惜しまぬことをここに誓う。

 

憲章の全文は以下よりダウンロードできます。

 

ダウンロード
【第16期】日本獣医学生協会憲章.pdf
PDFファイル 258.2 KB